2019年9月10日

持続可能な島づくりシンポジウムが開催されました

代表の吉野です。

持続可能な島づくりシンポジウムが無事に開催されました。

足元の悪い中、市長・副市長はじめ、総勢110名の方々にご来場頂きました。誠にありがとうございました。

基調講演では、澁澤さんからSDGsの視点を絡めながら、持続可能な島づくりに向けた考え方について、大変貴重なお話を頂きました。

経済的価値だけにとらわれず、先祖から子孫まで世代を超えた人と人の繋がり、そして、人と自然との繋がりをいかに再構築していくか。経済と社会、環境の調和がこれからの豊かさの指標。

地域に住む私たちの生き方や暮らし方に価値を認識して、誇りを持つことができるかが、持続可能な島づくりにはとても重要な視点であることを学びました。生き方のモデルを地方から発信していく。

沖縄県北部のやんばるの事例を紹介頂いた山川さんからは、共通の大きな目標に向かって、島内外の様々な主体が連携・協力していくことで、活路を見出していくことを教えて頂きました。

頭ではわかっていても、実際に旗を振る人がいなければ進みません。行動しないと何も始まりません。山川さんのように、覚悟を持って多様な価値観を持った関係者を巻き込み、物事を動かしていくリーダーの存在が地域を大きく変えていくことを確信しました。

郷田さんからは、綾町のユネスコエコパーク登録の裏で、大変な苦労をされた歴史があったことを生々しくも教えて頂きました。

綾町が誇る照葉樹林は、自然の価値に対する先見の明を持った先人たちが守ってきた財産であり、それを未来の人たちにつないでいくことが、今を生きる綾の人たちの使命。

私は、今を生きることに精一杯ですし、自分のことしか考えられないような人間ですが、視野を広げ、次の世代のことまで考えて生きていくと、今私たちが優先して取り組むべきことや目指す持続可能な島の方向性が見えてくるのではと思いました。

自然共生社会は、人と人、人と自然の繋がりの再構築。豊かさと生き方の価値観の再定義。この二つが本質にあることが私の大きな学びでした。

環境省の業務は、これからが本番です。今後の具体的な事業や施策を対馬を良くしたいと願うみなさんと考えていけたらと思います。