2018年10月11日

菊池市域学連携事業実行委員会研修団のコーディネート

10月7日-9日と菊池市の域学連携事業実行委員会の皆さんが対馬に視察研修に来ていただきました。

菊池市と対馬市は5年前に総務省域学連携事業のモデル地域としてそれぞれ域学連携の活動をスタートさせています。

昨年は対馬市の域学連携担当の前田係長と代表理事の吉野が、菊池市にお呼ばれして講演を行ったり、対馬市主催の域学連携合同報告会@福岡に共催で参加いただいたり、緩やかな連携をとってきました。

このたびは、総勢8名の委員会のメンバーが対馬に来られました。

初日は、島おこし協働隊のその後の移住・事業展開(起業)をテーマに組み立てました。まずは、パン屋さんを始めた内山麻子さんのmountain moutainのある内山地区へ行き、本人不在でしたが、内山さんの取り組みやヤマネコ会、内山での地域づくり活動(民泊発祥の歴史など)を私が知っている範囲で簡単に紹介しました。午後は、元協働隊OBの株式会社コノソレnatural factoryの須澤佳子社長と一般社団法人daidaiの斎藤(谷川)ももこ代表理事に面会していただき、対馬への移住のきっかけや現在に事業内容などについて話を伺いました。夕食は、同じく元島おこし協働隊で弊社の島デザイナー吉野が合流し、活動を紹介しました。

2日目は、現役の島おこし協働隊員の城田智広さん(上対馬の教育コーディネーター)に上対馬・上県での子ども寺子屋などを中心に協働隊としての活動を紹介をしてもらいました。その後は、私からMITのこれまでの事業展開と今後の展望、域学連携事業での中間支援組織としての役割と課題などについて紹介しました。午後は、MITの元拠点である志多留を案内し、佐須奈で精力的にボランティア活動を行い、子ども寺子屋も仕切っている”もやいの会”の日高さん、山田さん、冨さんをお呼びして、活動紹介や意見交換会を行いました。その後は外部集落支援員の菅田奈緒美さんに、域学連携事業を通じて対馬に関わり、移住して来た経緯や地域との仕事(舌るんるん俱楽部の配食サービスや地域交通コンドロバス)について紹介してもらいました。夕食は地元の居酒屋で懇親会を行いました。

3日目最終日は、対馬市しまづくり推進部しまの力創生課の崔春海主事から、対馬市の域学連携事業の取り組みについて概要を説明してもらいました。崔さん自身も、域学連携事業を通じて対馬に移住して来た若者の一人です。ラストは、対馬高校の立木校長とユネスコスクール部顧問の浦谷教諭を訪問し、ESD(持続可能な開発のための教育)に関連する高校の取り組みについてご紹介いただきました。

非常に盛りだくさんの研修内容になってしまい、皆さんにはかなりハードな旅になってしまったのではと思いますが、菊池の皆さんから良い研修だったと感想を頂きよかったです。対馬の取り組みに対しても色々な意見やアドバイスをいただけたのでありがたいです。何よりも、今回の濃密な3日間を共有したことで、対馬と菊池の域学連携関係者のつながりが深くなりました。それが一番大きな収穫だったと思いますし、今後も色々な場面で連携ができると感じています。早速いくつか動きが始まりそうで、楽しみです。

今回の研修で訪問させていただいた対馬の皆様、大変お忙しい中お時間をいただきましてありがとうございました。

人とのつながりや信頼を日々積み上げていくことこそが地域を拠点に活動する私たちMITにとって最も大事なことだと改めて感じる今日このごろです。