2018年8月6日から10日まで立教大学ESD研究所の阿部治所長とゼミ生5名が対馬に来島し、対馬の現状や課題を学校教育の視点から調査されました。
阿部治先生は、ずっと対馬をフィールドに、ESD教育の推進にご支援いただいております。
毎年来島され、対馬の小学校が統廃合されることによる地域コミュニティへの影響を研究されていらっしゃいます。
MITでは、現地のコーディネート(調整役)を担い、5日間つきっきりで、対応を行いました。
訪問先や実施内容は以下の通りです。
市長表敬訪問
関係者との意見交換(教育委員会、佐護地区のPTA関係者、佐須奈小中学校、仁田小学校、厳原北小学校(平和学習含む)、対馬高校)
ヤマネコセンター 訪問
佐須奈でのウラボシシジミチョウ保全(ヌスビトハギの植樹)
対馬高校ESD部の高校生との交流
佐須奈での夏休み子ども寺子屋での地元小学生たちや “もやいの会”の皆さんとの交流
佐護ヤマネコ稲作研究会のビオトープの生き物観察
ヤマネコナイトツアー参加
釣り体験
佐護の民泊体験
平和学習は、厳原北小学校の会に参加させていただきました。長崎大学のPeace Caravan隊の学生さんたちの平和学習の普及啓発の活動に関する講話がすごく良かったと学生さんたちが話しています。
最終日は、海でのレクリエーションで、アジ釣りをして、捌いてその場で頂く体験をしてもらいました。魚嫌いな子がアジの刺身をうまいうまいとパクパク食べていたのが印象的でした。みなさん、魚をさばくセンスがありました。
学生さんも色々な学びがあり、対馬を好きになってもらったのではないかと思います。
また12月に開催予定の対馬学フォーラムでも発表してくれるとのことですので、再会を楽しみにしています。
参加した学生の数名が卒論で対馬を再訪してくれたらと願っています。