2018年12月29日

今年もお世話になりました

代表理事の吉野 元です。
みなさま、一年間ありがとうございました。
今年一般社団法人MITは、新たな一歩を踏み出し、私たちも信じられないくらい色々なことが良い方向に動き始めて、日々ワクワクしながら仕事をさせていただきました。
歴史・文化・国際交流においても対馬・日本の拠点の一つである上対馬の佐須奈に理想的な事務所兼ショップを構えることで、運営拠点も整い、多くの方々に来社・来店頂き、実に多くの出会い・ご縁をいただくこともできました。
4月のショップ開店以来、お買い物をして頂いた方(Airレジの客数)が、通算465名となりました。おそらく1000名近くの方がお店や事務所に足を運んで頂いていると思います。ありがとうございました。
昨年度は有人国境離島の雇用創出事業の恩恵を頂き、物販窓口とウェブデザイナーを新規に雇用することで、私のコンサルティングや島デザイナーの吉野の画家としての創造的で生産的な仕事、そこからのアウトプットも効果的にできる体制となりました。そのことで、今年、実に多くの分野・多業種の方からお仕事をいただきました。ありがとうございました。
信頼できる仲間たちや信頼・期待して仕事を与えてくださるクライアントと日々真剣に業務に励むことが、楽しくてたまりません。
楽しく働いていると不思議と、多くの方から前向きな声をかけていただくようになり、取り組みに賛同・協力して頂き、小規模の事業体である弊社単独では決して成し遂げられないような大きな仕事をいただき、一つずつ目に見える成果や可能性も生み出すことができるようになりました。来年はもっと大きな成果が出てくるはずですので是非楽しみにしていただきたいと思います。
今年は、本当に多くの知恵のある方々と繋がり、コーディネートすることができた点、MIT自体が成長し、今後のコンサルティング・デザイン業務においても武器になると感じています。
私たちは、生物多様性保全を本来のミッションとして活動をスタートさせていますが、そのためには、人々の暮らしを環境負荷の低いけれど心豊かに生きれる持続可能な社会に近づいていくことが必要条件です。
ですので、生物多様性に直接関わりがなくとも、全ての環境・社会課題は繋がっており、一つ一つ個別に解決できるものではないので、テーマを選ぶことはしません。
そして、頂いた仕事は選ばず、依頼者が相談した時よりも期待以上、想像を超えた最大の成果を生むように勤めてまりました。なぜなら、MITに期待してくださる方の喜ぶ顔が見たいからです。
私たちの自身の専門の分野を超えて仕事を受けることで、自分の可能性や考え方、できることが一気に広がりました。テーマや状況に応じて、外部人材と繋がりプロジェクトチームを作り、どんな仕事でも引き受けられるという自信も出てきました。
私たち対馬での暮らしは最高です。心が豊かです。
豊かな自然に囲まれて、生き物の命をいただくことで生かされ、生き物によって心も豊かにしてもらえる暮らし。
人は生態系の外では生きてはいけない。そのことを私は対馬の暮らしの中で実感し、そのありがたみや尊さを日々感じることができています。この実感こそが、対馬いや地方創生の根源にある持続可能な発展を支える価値観(ESD)を醸成するものと確信しています。すなわち対馬は日本のこれからの道しるべとなる考え方を実感を持って学べる島でもあるのです!
生き物は本当にすごいのです。人は謙虚に、持続可能な暮らしを実践している生き物にもっと目を向けて、技術を真似ていくべきだと思います。そこから未来の持続可能な暮らしが見えくると思います。エネルギーを使わずに快適な空間を作れる。化学物質(洗剤)を使わずに水で流すだけで汚れが落ちるもの。浄化槽を整備しなくても、水を綺麗にしてくれる。
生き物に学ぶことで、人の暮らしがもっと持続可能で快適でワクワクする方向に変わっていくと確信しています。その考え方を世の中に広めていき、研究者や技術者と連携して、新しい技術を生み出していくこともこれからの私たちのミッションです。
これからの100年が豊かであるかどうかは、人の価値観や生き方次第。そのヒントは、「自然共生」しかないと思っています。
自然共生こそ、経済的な発展も伴って生きます。なぜなら、生態系サービスは人間が営む経済活動のはるかに多くの恵みをもたらしてくれているのです。
生態系サービスの経済価値:http://www.biodic.go.jp/biodiversity/about/library/TEEB_pamphlet.html
当面の間、私たちMITは、対馬を始め自然豊かな環境を拠点に事業展開を行うことで、結果的に地方の暮らしの豊かさ、ライフスタイルを選べる自由と責任、生きているという喜び、自然に生かされているという感謝を発信し、地方で生きるという選択肢を今の行き詰まりをみせる日本の社会に示していきたいと思います。
さて、来年はさらなる躍進を遂げられるように、自己鍛錬を社内の共通課題・目標として、MIT一丸となって社会・環境課題に取り組み、多くのみなさまと繋がり、生産的な活動をしていきたいと思っています。
本来であれば、お世話になった方一人ひとりに直接のご挨拶を申し上げるべきところ、このような形になり恐縮ですが、この場をお借りして御礼を申し上げます。
一年間、本当にありがとうございました。